投稿日:2024.07.12
投稿日:2024.07.12

Forguncy

事業管理

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ノウハウ

【第3回】ノーコード・ローコードツール Forguncyを体験してみた

皆様こんにちは。アバントの倉石です。
第三回のコラムでは、Forguncy と他社のノーコードツールを比較して Forguncy の魅力をお伝えします。製品に興味がある方や実際に利用されている方は、ぜひご覧ください。

※第二回コラムについては下記をご参照ください。
操作しやすい!煩雑な作業も削減できる!Forguncy の操作感とは

前回の振り返りと今回のテーマ

前回のコラムでは、Forguncy の魅力についてお伝えしました。「Excel ライクな操作感が実現できること」「データ転記の作業削減やテーブルデータの編集といったExcelにはない強みがあること」をお話ししてきました。

今回は、自身が今まで触ってきた他社の Web アプリケーション開発ツールや、現在アライアンス活動にて携わっている経営管理ソフトウェアと比較し、どのような点が予算管理のサブシステム化に適しているのか言及していきたいと思います。

Forguncy は予算管理業務に適している

前回のコラムでは「Excel ライクな操作感」のお話をしてきました。今回はそれに加えて、Forguncyが予算管理業務に適しているポイントを3点ご紹介します。

1)レポーティング機能
2)費用感・トゥーマッチな機能を抑えて業務のサブシステム化が図れる
3)UI の自由度が高い

1)レポーティング機能

Forguncy は、作成した図や表などをレポートとして出力することができます。
予算管理業務では、このようなレポート出力機能は必要不可欠ですが、一般的な WEB アプリケーション開発ツールは財務帳票形式のレポートの出力が苦手です。
予算管理ツールであっても、十分なレポート機能を兼ね備えておらず追加でカスタマイズや連携サービスの利用を推奨する製品も存在します。ページをそのままエクスポートしてレポートを作成することもできますし、Forguncy 独自の「レポート機能」を使用して作成することもできます。

ページをエクスポートするか、レポート機能を使うかは、各社の運用によるところではあるものの、既存のフォーマット等を使用してレポートを作成したい場合は「ページから作成」、デザインも含め各社オリジナルの仕様を検討し、見た目にもこだわったレポートを作成したい場合は「レポート機能」が向いています。

具体的には、リストビューなど他のページで設定したものを引き継ぎたいときや Excel ファイルの帳票フォーマットを使用したいときはページから作成をする必要があります。
一方で、縦書き機能を使いたい、和暦を挿入したいなど、レポート作成における決まりごとが多い場合や、デザインにこだわって作成する場合は、「レポート機能」を使うのがおすすめです。

このように、運用に合わせてレポートの作成方法を選べるという点が、予算管理業務に適している一つ目のポイントです。

2) 費用感・トゥーマッチな機能を抑えて業務のサブシステム化が図れる

2点目のポイントは、費用感・トゥーマッチな機能を抑えて業務のサブシステム化が図れるという点です。
世の中には様々なノーコードツールやパッケージシステムが存在します。Forguncy のように1から Web アプリケーションを作成することができるツールもあれば、経営管理システムとして、すべての管理会計業務を丸ごと行える機能豊富なツールも販売されています。

システム選定は、どのようなポイントを重視するか、どのような課題を解決するかによって大きく変わります。
例えば、「予算管理だけでなく経営管理もすべて行いたい」といった要望であれば、多機能なパッケージシステムやツールを選定するのがよいでしょう。
しかし、「予算用途として、Excel のデータ収集や集計作業を効率化したい」といった課題であれば、標準的な機能を搭載したシンプルなシステムやツールを選定するのがよいでしょう。多機能であればその分費用もかさむ傾向があり、ほとんど利用しない機能にコストをかけるのはもったいなく感じます。

しかし、Forguncy であれば、何もないプラットフォームに必要な機能を自身で開発することができます。また、この「開発できる仕組み」は、予算管理以外にも多種多様で、営業管理や在庫管理といった異なる業務を同一の環境でサブシステム化できます。
このように、機能面・費用面からも、Forguncy は予算管理業務に大変適しています。

3)UI の自由度が高い

最後は何といっても自由度の高さです。
予算管理と一言で言っても、管理したい項目は各社ごとに異なります。Forguncy は、前述の通り、1 からアプリケーションを作成することができるため、各社ごとに必要としている機能も設定しやすいツールになっています。システム化したものの実運用の段階でありがちな、「必要な機能を追加したいが、手間も費用もかかるためマンパワーでカバーする」といったことも、比較的起こりにくいのではないでしょうか?

また、UI デザインも 1 から作成することができるので、今までの予算管理方法とギャップをあまり生まずにシステム化しやすいです。
他システムを見てみてもここまで自由度の高いツールは少なく、例えば UI 改修のためにカスタマイズ費用が掛かってしまうケースも多いです。今お話ししてきた自由度の高さも、予算管理のサブシステム化に適しているポイントであると感じました。

まとめ

最終回となる本コラムでは、Forguncy と他社のノーコードツールを比較し、Forguncy の魅力をお伝えしました。また、Forguncy の特長から、予算管理に適しているシステムであることもお話ししました。

本コラムが最終回となりますが、Forguncy について少しでも興味をお持ちいただければ幸いです。
ぜひ、皆様の業務改善にお役立てください。

執筆者

株式会社アバント 事業統括本部 CPMソリューション事業部 1部 倉石 真菜美

<経歴>
2022年SI企業に入社し、ノーコード・ローコードツールを用いたシステム開発に1年半従事。その他セミナーや技術ブログの執筆に携わる。
2023年10月に株式会社アバントに入社し、現在は主にForguncy導入プロジェクトへの参画や予算管理システム「Budgeting Saver」開発のメンバーとして活動している。

執筆日:2024/4/25

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