横浜ゴム株式会社、創業100周年に向けグローバル経営管理業務を完全統合。新システムにDivaSystemを採用。
グループ経営管理高度化のための連結会計システム及び、グローバル経営管理システムを提供する株式会社ディーバ(本社:東京都港区、社長:森川 徹治、以下ディーバ。アバントグループ)は、DivaSystemが、タイヤ・工業品の生産・販売事業を行う横浜ゴム株式会社(以下横浜ゴム)の新グローバル経営管理システムとして採用されたことを発表いたします。当システムは、2017年2月より運用を開始しています。
横浜ゴムでは、2017年度に創業100周年を迎えるにあたり、独自の存在感を持つグローバルカンパニーをめざして、中期経営計画グランドデザイン100(GD100)を2006年にスタートさせました。GD100では2017年度までの12年間を3年毎に4つのフェーズに分けており、2015年度からは総仕上げとなるフェーズⅣに取り組んでいます。
タイヤ・ゴム業界では、技術開発競争の激化、新興メーカーの急速な追い上げなど、市場環境が年々厳しさを増しております。そのため、事業活動を正しく評価し、正確な計数に裏づけされた意思決定を行うことがますます重要になってきています。そうした経営上の要求にこたえるため、横浜ゴムでは2016年4月より全社管理会計システムの刷新・統合プロジェクトを開始しました。
新システムにはディーバのグローバル経営管理システムであるDivaSystem SMDが採用されています。
DivaSystem SMDによる新グローバル経営管理では、複数の仕組みにまたがっていた管理会計システムと連結決算システムを1プラットフォームに集約しています。その結果、事業活動の良否と決算数値の関係が管理会計を通じて可視化されるとともに、財管の業務統合が実現しました。
本プロジェクトにおいて鍵となったのは、販売明細別にコストを直接積み上げる損益計算をシステムに実装した点です。ディーバは横浜ゴムと綿密なディスカッションを重ね、顧客別の正確な売値の把握や、顧客別・商品生産地別のコスト計算など、現場の事業活動に即した収益・費用計上のロジックを、DivaSystem SMD上に実装しています。
導入の背景
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■DivaSystem SMD採用の理由
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・連結会計に留まらず、多岐にわたるグローバル経営管理業務を単一のソリューションで統合可能
・複雑な業務要件をノンプログラミングで迅速に実装できるユーザーインターフェース
・数億件にわたる明細の配賦処理などを数十分で実行可能な高い処理パフォーマンス
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■ディーバ採用の理由
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構想化から要件定義、導入、製品提供、サポートまで一貫したプロジェクト支援体制の提供
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横浜ゴムではグローバル管理の更なる発展として、DivaSystem SMDに蓄積された財務・非財務を問わない経営データを用いた分析やシミュレーション、サプライチェーン管理と連動した、高精度なフォーキャスト管理などのテーマに取り組みながら、グローバル経営管理業務の革新へ進んでいきます。
ディーバは、今後もDivaSystemを活用した、グローバル経営管理業務の高度化・革新の支援を推進します。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社アバント 広報担当 PR@avantcorp.com