漢方のツムラ、高精度需要予測からのS&OPを達成。経営管理システムにはDivaSystem SMDを採用。~次期中期経営計画策定においても使用予定~
連結決算の自動化・グローバル経営管理を推進する株式会社ディーバ(本社:東京都港区、社長:森川 徹治、以下ディーバ。アバントグループ)は、株式会社ツムラ(本社:東京都港区、社長:加藤 照和、以下ツムラ。)の経営管理システムとして、DivaSystem SMDが採用されたことを発表します。DivaSystem SMDは、2016年に稼動し、業績見込み、計画策定などに活用されています。2018年は、2019年度から始まる次期中期経営計画の策定においても使用される予定です。
導入の背景
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【背景】– 生薬・漢方事業の特殊性
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ツムラは、医療用漢方製剤を中心とした医薬品の製造・販売を行う会社です。生薬・漢方事業のサプライチェーンは、原料生薬の栽培、調達、生産、販売であり、長期間を要します。そのため、将来リスクを早期に察知し、柔軟かつ適切に対応する体制の確立を目指し、2012年にSCMと経営管理システムの導入プロジェクトを開始しました。
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【プロジェクトの内容】– SCM+経営管理システム導入
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本プロジェクトでは、SCM導入により需要予測から生産計画、生薬調達計画といったサプライチェーン全般の計画精度を向上させるとともに、経営管理システムにより販売単価・数量、原料価格、為替変動などによる資金・利益・在庫の変動をシミュレーションする基盤を構築しました。経営管理システムには、DivaSystem SMDが採用され、計画基礎情報の一元管理・フローの見える化・タイムリーなシミュレーションを実現しています。
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DivaSystem SMDの導入効果
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計画の一元化、予実管理の精度向上
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システムの計算結果を各部門の計画として採用することで、社内計画の一元化、予実管理の精度向上を実現しました。
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計画策定期間の短縮
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従来、エクセルによる各部門リレー方式で計画を策定していましたが、システム導入により各部門の作業が限定的となった結果、トータルの計画策定期間が短縮しました。
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ディーバの評価
ディーバ社およびDivaSystem SMDが評価されたポイントは以下になります。
1.システム会社でありながら、コンサルタントの業務、事業構造への理解度が極めて高かった点
2.コンサルタントがシステム設計を行うワンストップの体制により、要件変更にスピード感をもって対応できた点
3.DivaSysten SMDの高い柔軟性により、要件反映への網羅性が極めて高かった点
ディーバは、今後もDivaSystem SMDを活用したグローバル経営管理業務の高度化の支援を推進します。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社アバント 広報担当 PR@avantcorp.com