ディーバ、ガバナンス強化のクラウドサービスを提供開始 ~第一弾としてグループ経営ダッシュボード「DIVA Compass」をリリース~
アバントグループで連結会計、グループ・ガバナンスのソリューションを提供する株式会社ディーバ(本社:東京都港区、代表取締役社長:森川 徹治、以下 ディーバ)は、資本市場との対話を円滑にするためのグループ経営情報分析クラウドサービス「DIVA Compass」を2020年4月22日にリリースいたします。
「連結会計のディーバ」から「グループ経営のディーバ」へ
一連のコーポレートガバナンス改革の取り組みや、経済産業省による『グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針』で示されている通り、グループ経営において「攻め」と「守り」のガバナンス強化の重要性が年々増してきております。
これまでディーバでは、連結会計システムの国内シェアNo.1*である「DivaSystem LCA」、グループ管理会計システムの「DivaSystem SMD」の提供を通じて連結決算の早期化・効率化に貢献してまいりました。今後はそれらに加えて、「攻め」と「守り」のガバナンス強化に繋がるクラウドサービスを提供していくことで、連結会計+ガバナンスで企業グループとしての「稼ぐ力」の向上に貢献してまいります。
「攻めのガバナンス」としては企業価値向上のための「企業価値分析」、「守りのガバナンス」としては「海外子会社ガバナンスの強化」、更にESG・SDGs経営のための「非財務情報マネジメント」の各領域を支援するソフトウェア/サービスを順次リリースしてまいります。
「DIVA Compass」リリースの背景
第一弾として、グループ経営情報分析クラウドサービス「DIVA Compass」を2020年4月22日にリリースいたします。
日本の多角化企業は、収益性や経営効率(稼ぐ力)において欧米企業より低水準にあると言われております。その背景として、「P/Lが重視されており投資家の視点として企業価値経営に必要な資産、資本の効率性を適切に把握できていない」「特に多角化企業では事業別B/S(バランスシート)が整備できている会社が少数であり、事業の効率性を考慮した評価ができていない」ことが一因です。
上記の課題に対して「DIVA Compass」は、「①自社の企業価値を把握する」「②他社・業種と比較する」「③事業別価値を把握する」の各取り組みにおいて対応できる特長を備えています。
「DIVA Compass」の特長
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①自社の企業価値の構造としての経営情報の把握
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『グループ・ガバナンス・システムの実務指針』に沿った経営指標を予め用意
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連結会計システムに蓄積されたデータを取り込むことで、事業毎やグループ会社毎の経営指標をグラフィカルにレポーティング
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②他社・業種との比較
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日本の全上場企業の開示情報を500以上のオリジナル業種区分で分類済み
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開示情報と比較を行うことで自社と他社・業種の経営指標を比較し、客観的なポジショニング分析が可能
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③事業価値の把握
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上記の開示情報を利用することにより、事業を評価する上で不可欠な事業別B/S(バランスシート)や事業価値(バリュエーション)を自動的に算出(特許出願中)
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事業別のデータが揃っていなくてもすぐに分析開始可能
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「DIVA Compass」は2020年4月22日より発売開始し、年間90万円より利用できるサブスクリプション方式での提供となります。
ディーバでは、今後も連結会計とグループ・ガバナンス強化につながるソフトウェア/サービスを提供して参ります。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社アバント 広報担当 PR@avantcorp.com