2020.04.28

プレスリリース

「事業ポートフォリオマネジメントを主導しているCFOは全体の40%未満」 ディーバ、日本CFO協会主催の調査 『グループ・ガバナンスと事業ポートフォリオマネジメント』の一部を公表

アバントグループで、連結会計、グループ・ガバナンスのソリューションを提供する株式会社ディーバ(本社:東京都港区、社長:森川 徹治、以下ディーバ)は、一般社団法人 日本CFO協会(事務局:東京都千代田区 理事長:藤田 純孝、以下 日本CFO協会)が主催した、財務マネジメント・サーベイ(WEB調査)「グループ・ガバナンスと事業ポートフォリオマネジメント」の調査結果の一部をお知らせいたします。

【調査結果について】

一昨年の『グループ経営の未来におけるCFOの役割』、昨年の『グループ経営における本社機能とCFOの役割』に続き三回目となる財務マネジメント・サーベイ『グループ・ガバナンスと事業ポートフォリオマネジメント』は、これまでと同様、日本CFO協会主任研究委員でもあり、アバントグループの顧問でもある、松田千恵子氏(東京都立大学大学院 経営学研究科教授)が分析を行い、日本CFO協会が発行するオンラインマガジンCFO FORUMに分析記事の全体が掲載されます。(掲載予定時期:2020年5月中旬)
 
経済産業省から2019年6月に「グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針」(グループ・ガバナンス・ガイドライン)が公表され、本社における事業ポートフォリオマネジメントの在り方や、子会社との関係等についての指針が明らかになりました。今回の調査では、それらの論点の中から「グループ・ガバナンス」(特に親子上場問題)と「事業ポートフォリオマネジメント」への対応状況を中心にアンケートを実施しております。
 
サーベイには、「事業ポートフォリオマネジメントにおいてCFOは主導的な役割を果たしているか?」という設問がありますが、この設問へ肯定的な回答をした割合(「大いに果たしている」または「それなりに果たしている」と回答した割合)は全体の38.2%と4割に満たない結果となりました。
 
これに対して松田氏は「資本市場の投資家による投資ポートフォリオマネジメントに匹敵するのが、事業会社においては事業ポートフォリオマネジメントであるとすれば、内部投資家の総元締めとして、CEOは勿論だが、CFOにも当然ながら大いに役立ってもらわなければならない。」とコメントされています。
こうした実態を受けて、ディーバとしても、事業ポートフォリオ分析が可能な「DIVA Compass」の提供を通じて、日本企業にグループ経営の司令塔として攻めと守りのガバナンスを両立させるCFO組織が増えるように努めて参ります。
 
【参考】
DIVA Compassについて :https://www.avantcorp.com/product/compass/

<本件に関するお問合せ先>

株式会社アバント 広報担当 PR@avantcorp.com

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