ディーバ、グループ経営情報分析クラウドサービス「DIVA Compass」において、MSCI合同会社のESG格付け情報の提供を開始
アバントグループで連結会計、グループ・ガバナンスのソリューションを提供する株式会社ディーバ(本社:東京都港区、代表取締役社長:森川 徹治、以下 ディーバ)は、当社が提供するグループ経営情報分析クラウドサービス「DIVA Compass」において、MSCI合同会社が評価したESG格付け情報の提供を7月より開始することを発表いたします。
背景及び概要
近年、投資家が中長期的な視点で企業価値を評価する際に、従来の財務情報に加えて、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の要素を考慮したESG投資が拡大しています。
その為企業には、投資家との対話を通じて持続的な企業価値の向上を描く為の、財務情報と非財務情報を統合したサステナビリティ経営が求められています。DIVA Compassでは企業価値経営の為の経営分析サービスとして、ご利用されているお客様の事業、グループ会社の経営情報とあわせて、他社とのベンチマーク比較の為に上場企業の財務情報をご提供しておりました。
今回、ESG格付け情報の提供開始により、財務情報とESG評価情報を組み合わせた自社と他社の比較分析を行うことで、財務、非財務の両面からの自社のポジショニング分析及び、施策検討に活用できるようになります。
MSCI ESG格付け情報について
MSCI ESG格付けは、各産業の長期的に重要な環境、社会、ガバナンス(ESG)リスクに対する企業の耐性を測定するように設計されています。 ルールに基づく評価手法を用い、ESGリスクへのエクスポージャーレベルと、それらリスクをどの程度管理しているのかを同業内で比較することで、業界のリーダー企業と遅れをとっている企業を特定します。 最終的なESG格付けは、リーダー(AAA、AA)、平均(A、BBB、BB)からラガード(B、CCC)となります。
本発表にあたり、MSCI合同会社 コンテンツセールス責任者の杉原龍馬様よりコメントを頂戴しております。
この度、ディーバ社によるクライアント企業へのMSCI ESG評価提供に協力できることを大変嬉しく思います。MSCI合同会社は、グローバルな投資コミュニティに重要な意思決定支援ツール及びサービスを提供するリーディング企業として、投資家がポートフォリオをより良く管理できるよう、ESGの透明性を高めることに尽力してまいります。
ディーバは、DIVA Compassを通して、日本企業の持続的成長と中長期的な企業価値向上に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを支援してまいります。
DIVA Compassについて
DIVA Compassは、事業別のB/S・ROICを今すぐ視覚化し、企業価値経営と経営分析業務のDXを支援するクラウドサービスです。以下の三つの特長があります。
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①自社の経営情報のモニタリング
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連結会計システムと連携し、事業毎やグループ会社毎のROICやCCCなど100パターンを超える経営指標をグラフィカルにレポーティング可能
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②他社・業種との比較、ベンチマーク
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上場企業の開示情報を500以上のオリジナル業種区分で分類し収録しており、自社と他社・業種の経営指標を比較し、客観的なポジショニング分析が可能
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③事業価値の把握
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事業ポートフォリオマネジメントに不可欠な事業別B/Sや事業価値、バリュエーションを算出(特許出願中)
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<本件に関するお問合せ先>
株式会社アバント 広報担当 PR@avantcorp.com