ディーバ、住友商事株式会社のグループ業績管理システムを刷新 ~DivaSystem導入により、グローバル連結業績管理データの精緻化・高度化を実現~
アバントグループで連結会計、グループ・ガバナンスのソリューションを提供する株式会社ディーバ(本社:東京都港区、代表取締役社長:森川 徹治、以下 ディーバ)は、住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭 誠之、以下 住友商事)における「DivaSystem」の導入事例を公開しました。
国内22ヵ所、海外113ヵ所に事業所を展開する住友商事。世界66の国や地域に900社以上の連結対象会社を有し、連結ベースでの社員数は7万人に上るなど、日本屈指の総合商社として100年を超える長い歴史を誇っています。
住友商事では、この20年にわたり自社開発による業績管理システムを活用していましたが、社内体制の変化やグローバル化の流れを受け、2016年に全事業会社統一の新システムへの移行計画をスタート。そのシステムにDivaSystemをご選定いただきました。
導入前の課題
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地域固有システム、実績・予算システム分散によるシステム運用負荷
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本社と海外4地域、実績と予算で異なる複数のシステムを運用しており、システム運用負荷が高く、システム間での整合を確保するための運用コストや担当者間でのコミュニケーションコストが課題になっていた。
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複雑な業績管理、運用変更への対応
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20年前に自社開発した業績管理システムが、刻々と変化する会計制度やビジネスの変化に合わなくなっていた。従来実施している部門別業績、地域別業績に基づく業績管理のほか、これらを組み合わせた新たな業績管理体系を検討する中で、これまでのシステムではシステム改変、運用面で多くの課題があった。
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手作業に頼る実務処理の多さ
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これまでのシステムでは手作業による経理処理が多く、業務の効率化、見直しを検討する必要性があった。
また、会計処理面でも海外独立法人における多段階間接連結の見直しなど、グローバルベースでの連結業績管理業務の効率化が必要であった。
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「DivaSystem SMD」導入効果
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本社・海外4地域の各システム運用を一本化し、グローバルで標準化
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システムをすべてDivaSystemに統合することで、各地域固有のシステム運用が撤廃され、グローバルベースでの予算業績管理を一つのシステムで実現することができ、運用の効率化に繋がった。
また、システムが統一されたことにより各地域の決算データや予算数値を相互かつタイムリーに把握できるようになり、コミュニケーションコストの削減にも繋がった。
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複数の業績管理体系への対応と高度化を実現
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部門別業績、地域別業績に基づく業績管理に加え、その両方を組み合わせた新たな業績管理体系をベースに財務諸表を作成することにより、部門と地域双方が投資先の業績データをタイムリーに参照し、事業会社の経営管理やバリューアップに活用できるようになった。
同時に、個社の財務状況やビジネスの実態を把握しやすくなったことでガバナンス強化にも繋がった。
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連結業績管理の効率化、連結決算業務のBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)を促進
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これまで手動で対応していた経理業務をできるだけ自動化し、実務面での業務効率性を向上させることができた。
また、システム導入とあわせて、連結決算方法の見直しや改善にも取り組んだため、グローバルでの業務平準化を推進することができた。
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事例の詳細はこちらよりご確認ください。
当社は引き続きDivaSystem SMDを通して、企業におけるグループ経営の効率化・高度化を推進してまいります。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社アバント 広報担当 PR@avantcorp.com