アバント、芝浦機械株式会社における連結経営の可視化を支援~「経営改革プラン」の推進に向け、DivaSystem SMDを導入~
アバントグループでグループ経営管理・連結会計・事業管理のソリューションを提供する株式会社アバント(本社:東京都港区、代表取締役社長 執行役員 CEO:岡部 貴弘、以下 アバント)は、芝浦機械株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:坂元 繁友、以下 芝浦機械)における「DivaSystem SMD」の導入事例を公開しました。
1938年の創業以来、射出成形機、ダイカストマシン、工作機械などの製造・販売を手掛けてきた芝浦機械株式会社。中でもダイカストマシンやスマートフォンに採用される高精細カメラレンズ金型加工などでは国内外でトップシェアを誇っています。
芝浦機械では2020年2月策定の中期経営計画「経営改革プラン」に基づき、高収益企業への変革に向けた財務戦略の実行に取り組んでいます。2023年度をゴールとする経営改革プランを完遂するためには、連結経営を可視化する管理システムの導入・運用が不可欠でした。
そこで2020年4月、連結経営ダッシュボード、連結予算策定および多軸カンパニー連結管理に対応できるDivaSystem SMDを使った連結経営管理システムの導入プロジェクトがスタート。1年弱の開発期間を経て、2021年4月より本番運用がスタートしました。
導入前の課題
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多軸での収益判断ができておらず経営判断が困難だった
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事業再編により、事業部制・個社管理からカンパニー制(全連結管理)への移行に伴い、多軸での収益管理・分析(製品別、顧客別、地域別、カンパニー別など)が必要となった。
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早期のデータ基盤整備が求められていた
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経営改革プラン遂行のため、各種経営管理数値を可視化することが急務であり、早期にデータ基盤を整備する必要があった。
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各事業別の数値管理の収集工数
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各事業別の数値管理は行っていたものの、集計に手間と時間がかかっており非効率であった。
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導入効果
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非連結も含めた全社連結での数値把握を実現
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社内で管理している7つの事業および非連結を含めた全社連結を実現し、連結ベースでの多軸(製品別、顧客別地域別、カンパニー別)分析による経営指標のモニタリング、真の収益性把握が可能となった。
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多軸分析(製品別、顧客別地域別、カンパニー別)の実現
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損益の差異要因分析についても瞬時に、また多軸でグローバル顧客別連結、売上種別(製品本体、部品、サービス)ごとの連結収益といった、自社の特性に合わせた切り口での分析が可能となった。
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経営改革プラン完遂に向けた早期の本番運用を実現
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2023年度をゴールとする経営改革プランの完遂に向けて、連結経営を可視化する管理システムが不可欠という状況の中、わずか1年以内で本番運用を実現し、スムーズなスタートを切ることが出来た。
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事例の詳細はこちらよりご確認ください。
当社は引き続きDivaSystem SMDを通して、企業におけるグループ経営の効率化・高度化を推進してまいります。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社アバント 広報担当 PR@avantcorp.com