2023.10.31

プレスリリース

経営管理システムの「AVANT Cruise」をアップデート。業績管理(予算、実績、見込)の標準パッケージ機能を搭載~データがつながる、経営情報が整う、全てのヒトに届く次世代の経営管理システム~

アバントグループでグループ経営管理・連結会計・事業管理のソリューションを提供する株式会社アバント(本社:東京都港区、代表取締役社長 執行役員 CEO:岡部 貴弘、以下 アバント)は、経営管理システムの「AVANT Cruise」へ業績管理(予算、実績、見込)の標準パッケージ機能を搭載し、データがつながる、経営情報が整う、全てのヒトに届く次世代の経営管理システムとしてアップデートしました。

背景

現代のグループ経営管理は、企業価値向上と企業の持続的な成長のために、財務情報だけではなく多様な情報が必要となってきております。その複雑さと膨大な業務量の課題を解決するために業績管理をシステム化し、業務の効率化と高度化を掲げる企業が増えており、弊社としては多くの企業に対し、この問題を解決するためのソフトウエアの導入をご支援しています。
弊社へグループ経営管理の高度化支援をご相談されるお客様の中には、既にシステムを導入しているにも関わらずシステムが経営管理の変化に対応できずリプレイスをご決断され、最新の製品を導入した方もいらっしゃいました。この問題に共通する理由は、経理・経営企画部門のユーザー自身でシステムの機能拡張ができないことや、それに起因してコスト負担が増え、経営管理の変化の追随にスピード感が出せない点です。そのような状況を鑑みて、経理・経営企画部門のスキルでシステム拡張・メンテナンスができ都度開発しないで使えるソフトウエアを提供することで、お客様の企業価値向上へ貢献できるよう本機能を開発いたしました。

概要

経営管理領域を専門とする弊社がこれまで導入支援をしてきた業績管理システムの事例を元に、企業の業績管理プロセス(予算策定、実績集計、ローリングフォーキャスト(期末着地見込))の業界標準を定義したグループ経営管理機能を独自開発し、最適な形でシステムをパッケージしました。
予算策定をはじめ、実績収集から期末着地見込までの月次の業務プロセスをサポートするために必要なデータ収集画面、演算機能、業績管理帳票が標準で提供されます。
予算策定では、PL計画や相手先別明細を収集するために必要な入力画面が提供され、開発不要ですぐに利用することが可能です。
実績収集では、お客様側で導入されている個別会計システム等から会計情報を連携するためのI/Fやレイアウト変換・コード変換機能があり、連結範囲毎の連結消去や多通貨換算・累計計算、単月差引計算、配賦計算といった連結会計に必要な機能が標準で提供されます。
期末着地見込では、最新予算や前月見込と実績情報を合算し最新の計画を策定するローリングフォーキャスト機能を利用することで、期末着地見込を即座に経営層へ提供することが出来ます。経営会議等で使用する業績管理帳票は個別財務諸表や相手先別明細、連結精算表、連結PL(管理会計・財務会計)等の77種類もの標準レポートが提供されます。標準レポートはお客様のイメージに合うレイアウトを選択してすぐに使え、カスタマイズも出来るため報告に必要な帳票作成にかかる作業負担を大幅に軽減できます。

機能

  • 経営管理機能

    • 1.P/L系入力画面
      2.ローリングフォーキャスト機能
      3.経営管理標準レポート
      4.組織変更機能
      5.多通貨換算対応

  • データ連携基盤

    • 1.データ連携機能
      2.マッピング機能(コード変換機能)
      3.レイアウト変換機能
      4.拡張機能

今後の展開

標準パッケージ機能の範囲を連結B/S、連結C/F等へ広げることを計画しており、変化の激しい経営管理に対し追随し持続的な対応ができるソフトウエアの機能を提供予定です。

 

 

製品情報は下記ページを御覧ください。
AVANT Cruise

<本件に関するお問合せ先>

株式会社アバント 広報担当 PR@avantcorp.com

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