「AVANT Compass」をリブランディング ~企業価値分析クラウドシステムとして、東証要請の資本コストや株価を意識した経営戦略策定と開示、投資家との建設的な対話を支援~
アバントグループでグループ経営管理・連結会計・事業管理のソリューションを提供する株式会社アバント(本社:東京都港区、代表取締役社長 執行役員 CEO:岡部 貴弘、以下「アバント」)は、野村證券株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:奥田 健太郎、以下「野村證券」)と共同開発した企業価値向上を支援するソフトウエアの販売を開始しました。なお従来提供していた「AVANT Compass」をリブランディングし「AVANT Compass Powered by NOMURA」(以下「本ソフトウエア」)として、提供します。
本ソフトウエアは、2023年3月に東京証券取引所(以下「東証」)よりプライム市場及びスタンダード市場の全上場会社に要請された「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を効率化し、持続的価値創造に必要な経営プロセスを一気に加速する経営支援ツールです。従来は、経営管理BIツールとして提供しておりましたが、野村證券がプライム上場企業を中心に提供してきた資本コスト分析、企業価値評価、シナリオ・リスク分析のノウハウを融合し、東証からの要請に対応した資本コストや株価を意識した企業の経営戦略策定と開示、投資家との建設的な対話の実現を支援するツールとしてリブランディングいたしました。
これにより、東証の要請に対し継続的なモニタリングや課題解決を効率的に実現することが可能です。
多くの企業が東証からの要請に対して、ノウハウ不足(企業価値向上のために何をすべきかがわからない)、情報不足(企業価値分析に必要な情報が手元にない)、リソース不足(仕組みを整備するためのリソースが不足している)という課題を抱えております。これらの要因により、創出価値の拡大や資本コストの低減、成長率の向上など企業価値の向上に向けた動きに着手できていない実態があります。そこで、アバントと野村證券は、それぞれの強みを活かしたソフトウエアを共同開発することで、国内企業の成長と資本市場の発展に貢献できると考え、本ソフトウエアの販売へ至りました。
東証の要請に対してモニタリングや要因分析が可能な機能が標準コンテンツとして提供されるため、企業価値向上に向けた適切な計画や投資家への開示・対話が可能になります。
また、企業価値分析に必要な自社/他社財務情報・市場評価や株価・TOPIX等のマーケット情報、アナリストによる業績予想(※1)がご利用いただけ、更には教育コンテンツ、サポート、システムがセットになったクラウドサービスでリソース不足を補うことが可能です。
※1.前月末時点で野村證券アナリストによる業績予想が付与されている銘柄のみ。お客様の将来財務シナリオの予想値を手入力することも可能です。
企業が本ソフトウエアを通じてこれらの課題を解決し、投資者をはじめとするステークホルダーの期待に応え、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現することで、国内企業の成長と資本市場の発展に貢献することを目指しております。
機能
主な機能は次のとおりです。
・概要・現状評価
・市場評価
・資本コスト
・資本収益性
・シナリオ作成
・企業価値・理論株価推計
・方針・目標設定
・株価形成要因分析
・ファイナンスリテラシー向上コンテンツ
詳細は「AVANT Compass」の製品ページをご覧ください。
関連するプレスリリース
「野村證券株式会社と企業価値向上支援ソフトを共同開発」
https://www.avantcorp.com/news/2024/03/28/12778/
<本件に関するお問合せ先>
株式会社アバント 広報担当 PR@avantcorp.com