H.Atsushi
プロダクト開発本部 プロダクト・エンジニアリング部 部長
2017年7月入社。前職ではクラウドサービスの開発と、その運用を経験。アバントへの入社後はインフラ担当としてクラウドサービスの立ち上げに参画し、現在はプロダクト開発部門にて自社プロダクトの開発と保守をリーディングする。
会社が大きく変わる時こそ、面白い。
長く大手IT企業でインフラエンジニアとして働いていたのですが、2017年に「クラウドサービスを始めたいので」ということでアバントに声を掛けてもらいました。ちょうどその頃は、アバントグループがリカーリング(継続収益)重視に舵を切る過渡期。大きな変革期の中で仕事をするのは面白そうだと思い転職を決意しました。また、この分野では外資の会社が強い中で、日本で自分たちのプロダクトを創っている会社であることもアバントに決めた理由のひとつです。外資の日本法人は基本販売会社で海外で開発された製品や決められた方針が日本に展開されてくるという形がほとんどなので、そうではなく、すべてを自分たちで決めていけるというのは魅力的でした。
市場のニーズやトレンドを汲み上げられる事業環境。
現在は、プロダクト開発部門の部長という立場で働いています。この会社でプロダクト開発を行なっていて同業他社と比較して強みだと感じるのが、お客様への直販比率の高さです。社内にお客様へのデリバリを担うコンサル部門があり、お客様の生の声やニーズ、改善の要望を直接的に吸い上げることができることで、市場の声をいち早く取り入れ、より良いプロダクトの開発に活かすことができています。ただ、プロジェクトを担当するコンサルタントは目の前の具体的なお客様の要望に応えたい、我々プロダクト開発部門は、その要望を広くお客様に活用していただけるプロダクトとして実現したいという違いがあります。同じ頂(目的)を目指しつつも実現の手段が異なるため、その開発意図を共有できるよう、密にコミュニケーションをとるよう心掛けています。ここ数年は特に、コロナの影響でリモート中心の職場環境となったのですが、意図的に会話をする時間枠を設けたため、よりお互いの仕事の理解が進んだ気がします。
ベンチャーのスピード感と、プライム企業の安定感。
もう一つ、この会社でエンジニアとして働く魅力をあげるとすれば、一人ひとりの裁量が大きい点ではないでしょうか。「こういうことを始めてみたい」と思った時に、組織の階層が薄いため経営層までの距離も近くスピード感を持って物事を決定していけます。そういった、ある意味ベンチャー企業のような体制がありつつ、一方で東証プライム企業として財務体質はしっかりしているので、「とにかく稼がなければ」と目先の売上に振り回されることなく、理想を追いかけることができます。一方で、一人ひとりの裁量が大きいというのは、裏を返せば自分で考え、自分でやるべきことが多いということです。なので、与えられた枠の中で、決められた仕事をしたいという人には向かないかもしれません。
アバントの変革期は、まさに今!
2022年にアバントグループは再編を行い、その事業会社の1社であるアバントでは新たな価値をお客様に届けるため、既存のチームに加えて新たにプロダクト開発部門を立ち上げようとしています。新しい挑戦なので、しがらみ無く理想を形にして行ける環境ではないかなと思っています。これまで開発チームは中途採用ばかりだったのですが、今後は新卒の方にもぜひ来ていただきたいと考えています。人を教育するという経験をすることで、逆に今いるメンバーの成長にもつながるはずです。グループ再編後の第二の変革期を、ぜひ一緒に楽しみましょう。